【京都市山科区】本場の水餃子が味わえる名店『餃子王』。もっちりした皮の水餃子は絶品です
渋谷街道の山科団地北交差点のそばにある商店街の「今屋敷21番街」。こちらに以前から気になっていた餃子の名店があり、行ってきました。
気になっていたお店が、こちらの『チャイナキッチン 餃子王』です。もとは左京区岡崎で営業されていたのですが、2019年10月に山科に移転されてきました。左京区にお店があった時には、今ちゃんの「実は…」などのテレビでも紹介された名店なんです。
こちらのお店は、中国から来られたご夫婦で営まれているお店で、店名も名字の王(わん)から名付けられたので、「ぎょうざおう」ではなく「ぎょうざわん」と読みます。お店の前にはメニューが書かれた看板がありますが、中国では焼き餃子よりも水餃子がメインなので、水餃子が名物になっています。
お店の中は2人掛けのテーブルが4つと、カウンターに3席とこじんまりとしていますが、清潔感があり、感染症対策もしっかりされています。
お店の方は日本語があまり話せないので、注文はメニューに書かれた番号を伝票に書いて渡します。初めにイートインかテイクアウトか、テイクアウトならば冷凍された生のものか調理したものか(調理には10分半かかります)を、紙にかかれたものを指さし確認して注文していきます。
筆者は調理したものをテイクアウトしました。左上からきゅうりの水餃子(500円)・ラム肉パクチー水餃子(600円)・エビの水餃子(600円)・粗びき肉の水餃子(500円)です。
粗びき肉の水餃子はもちもちの皮に、粗びきの豚肉が入っており食べごたえのある味です。お店では酢と醤油が用意されていますが、そのまま食べても美味しいですし、酢醤油で食べてもあっさりとして美味しいです。
エビの水餃子は、エビとニラが入っています。一口目はニラの風味がガツンと来ますが、噛んでいくとプリッとしたエビの風味が追いかけてきます。
ラム肉パクチー水餃子は、パクチーの風味がきいており、パクチー好きの人にはストライクの味です。檀一雄氏の著書「美味放浪記」に記されているのですが、羊肉とパクチー(英語名:コリアンダー・中国名:シャンツァイ)の組み合わせはユーラシア大陸では料理の定番で、中国でもよく見られるのだそうです。
きゅうりの水餃子は、日替わりの「本日の水餃子」のメニューです。粗びき肉の水餃子にきゅうりが入っており、さっぱりとした風味で夏らしいお味でした。家族と食べたのですが、どの水餃子も皮がもっちりと分厚くて食べごたえがあり好評でした。
お店構えがちょっとディープな感じがしますが、お店の方も愛想がよく、気軽に行けるお店ですので、ぜひとも行ってみてくださいね。
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