【京都市東山区】2023年8月22日、祇園に「curry&tempura koisus」がオープン予定。プレオープン中のお店でひと匙ごとに味が変わるカレーを食べてきました
2023年8月22日に、祇園の宮川筋の「curry&tempura koisus」がオープン予定です。それまでの期間は、プレオープンとして開店をされています。
店名のkoisusの由来は逆さから読むと「寿司桶」からということからもわかるように、カレーを寿司桶で提供をされています。
和モダンな作りのカウンター席のみの店内ですが、席の後ろにスペースがとられているので、ゆったりとした落ち着いた雰囲気です。
メニューは、スパイスカレーとスパイスカレーに天ぷらの盛り合わせが付いた2種類のカレーと、天ぷら各種とビールです。
スパイスカレーを注文しました。カレーは蓋つきの寿司桶に入ってきたのですが、鉄瓶には京風の鰹節のきいたお出しが入っています。
左が豚ミンチカレー、右が豆カレーで黒ゴマをベースに仕上げているので黒いです。真ん中の雑穀米の上に5種類のお漬物がのっているので、見た目にも華やかです。どちらのカレーも野菜の甘みと20種類以上のスパイスの風味が効いていておいしいのですが、特に黒い方は黒ゴマのコクのほかカカオの微かな苦みで大人の風味に仕上がっています。
はじめは「京都だからお漬物をのせたのかな」と思ったのですが、カレーと合わせて食べると味の変化がとてもありびっくりしました。カレーそれぞれ単体、相がけと3種類の楽しみ方があると単純に思っていたのですが、そこに5種類の漬物による変化が加わって、ひと匙ごとに味が違い食べている間もとても楽しいです。
さらに、鉄瓶の出汁を足してスープカレーとして食べてもいいということで、最後に出汁を足して飲んだのですが、出汁には塩味がないのでスープとしてちょうどいい味になり、最後のひと匙まで楽しめました。
ご飯は小・中・大が選べるのですが、味の七変化がすごくて追いつかず、中の量のご飯では足りないと思ったほどでした。店主さんの「(カレーを)好きなように自由に食べてください」という言葉がまさにぴったりというのがよくわかる逸品でした。
店長さんや店員さんが気さくなのに礼儀正しく、お店の雰囲気もとてもよかったので、みなさまも是非行ってみてくださいね。
curry&tempura koisusはこちら(Googleマップでは水源亭の場所あたり)↓