以前にお伝えしたことがある、山科駅前にある山科商店会の中にある、スペイン料理を中心としたカジュアルなスタイルのビストロ「Bistro bar あずき」ですが、2月からランチ営業を開始されました。

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前回取材した際に「ランチの営業も考えているが、体制が整ってからしたい」と、店長さんがおっしゃっていて、満を持してのランチ営業ということで筆者も早速うかがってきました。

ランチのハイタイムをずらして14時くらいにおうかがいしたのですが、席が1/3ほど埋まっていて人気ぶりに驚きつつも、カウンター席に着席しました。ランチメニューは日によって変わり、うかがった日はプッタネスカ・「タマ」ボナーラ・しらすと菜の花のオイルパスタでした。

Bistro bar あずきといえば、ワインをはじめとする豊富なドリンクメニューですが、ランチタイムでも健在。ワインリストとは別にドリンクだけでもこの豊富さで、飲み放題のプランもあります。

デザートもあり、バスクチーズケーキやガトーショコラのほか、少し珍しいカタラーナやセミフレッドもあります。いろいろ楽しみたい方には、デザートの盛り合わせもあります。

筆者は「タマ」ボナーラを注文しました。サラダが先に出てきたのですが、ドレッシングがコクのある味で、シンプルながらパスタの前に食欲をわき立たせる美味しさです。

こちらがメインの「タマ」ボナーラです。カルボナーラは濃い味のソースが多いのですが、具材の新玉ねぎや上にかかっているペコリーノ羊チーズ・スモークベーコンの風味がきちんと味わえる、コクはあるのにしつこくないソースで、調和が取れた味わいに嘆息するほどおいしいです。

バケットもついてくるので、ソースも余すことなくいただきました。

食事のあと店長さんとお話したのですが、「今日のプッタネスカは、（夜に出している）ブイヤベースをベースにした」と聞いて、以前にいただいてものすごくおいしかったので、注文前に聞いていたらプッタネスタにしたかもと、ちょっぴり後悔しました。

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夜営業は予約だけで満席の日もあるほど人気なので、ランチも予約されると無難です。ソースまで完食したくなるほどおいしいので、ぜひ行ってみてくださいね。

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