【京都市東山区】え? 四条から通り抜けができるお店? 裏手に回ってみたらひっそりと入口がありました
京都は「うなぎの寝床」と呼ばれる、間口が狭く奥行きが長い土地が多くあります。うなぎの寝床が生まれた理由は、江戸時代に間口が広いほど税金が高かったことや、通りに面した家の件数を増やすためともいわれています。(出典:国立国会図書館)
祇園の四条通にもうなぎの寝床の敷地の建物がいくつかあるのですが、四条通に面したこちらのスギドラッグ祇園店もかなりの奥行きがあります。
四条通から1本南側の並行して東西に走っている道は、人通りの多い四条通とは対照的に人が少なく石畳で風情があるのですが、
なんと、こちらの道にもスギドラッグ祇園店の入り口があります。初めに見た時はスギドラッグ祇園店の裏手に当たるため、従業員用の通用口か荷物の搬入口だと思ったのですが、しっかりと「店舗入口」と書いてあります。
祇園の四条通に面するうなぎの寝床は洛中より少なくなってきており、建物の両面が大きな通りに面しているのは珍しくなってきています。しかも店舗を通り抜けて裏の通りに行けるのは、祇園の四条通ではこちらのスギドラッグ祇園店のみです。ちょっと珍しい店舗ですので、近くに寄られた際には見てみてくださいね。
スギドラッグ祇園店はこちら↓