【京都市東山区】祇園四条にある眼病にご利益があるといわれる「目疾地蔵尊 仲源寺」。繁華街にあると思えないほど境内は静かでした
祇園の四条通りに面してある「仲源寺」。こちらのお寺の本尊は地蔵菩薩なのですが、目疾(めやみ)地蔵とも言われ、眼病にご利益があると信仰されています。
元は1228年の鴨川の氾濫時に、地蔵菩薩がおぼれた人たちを救ったという逸話から「雨止(あめやみ)地蔵」と言われました。その後、地蔵菩薩が信心深い夫婦の眼病を自ら引き受けて救ったことから、「目疾(めやみ)地蔵」と広く信心されています。
筆者もお参りさせていただきましたが、境内が混雑するほどではないものの参拝客がひっきりなしに来られていました。
こちらの本堂の右手には千手観音が祀られている観音堂があり、洛陽三十三所観音霊場第16番札所でもあります。こちらの千手観音は白川法皇が女御と喧嘩した際に、仲を取り持ったという逸話があり、カップルが喧嘩した際にお参りすると仲を取り持ってもらえるご利益があると言われています。
静かな境内にいると、門の向こうに見える四条通の人込みが別世界に思えるような、不思議な感覚でした。
仲源寺はこちら↓