【京都市東山区】赤ちゃんのほっぺよりやわらかい!経営の神様も好んだニッキ餅はふわふわな上品なあじわいです

東山区の新宮川町通は、石畳に京町屋が立ち並ぶ風情溢れる場所ながら、観光客があふれる大和大路通から少し離れているので、落ち着いた雰囲気で筆者もお気に入りの場所です。

その松原通 新宮川町通を少し南に行ったところにあるのが、京菓子處 名月堂です。

こちらのお店は昭和25年に創業された和菓子店で、ニッキ餅が有名です。実はこちらのニッキ餅は「経営の神様」と言われたパナソニックの創立者の松下 幸之助さんが、好まれたことでも有名です。

お店は2人も入るといっぱいになってしまうため、先客がいらしたので外でしばし待っていると、定休日のお知らせが目に入ってきました。「毎週 月曜日 火曜日 定休日 但し祝日・紋日は営業致します」とあり、紋日というのが京都独特の表現で面白いなと思いました。(参照:同志社大学 学生支援センター ボランティア支援室)

こちらが名物のニッキ餅と黒糖餅です。販売された当初はニッキ餅と黒糖餅だけだったのだそうですが、今は種類が増えているそうです。

季節によってもラインナップが変わるらしく、うかがった時には抹茶餅・爽やかブルーベリー餅・生キャラメル餅がありました。

みな月やわらび餅といった季節の商品や、茶だんごなども販売されています。こちらのわらび餅は黒糖が練りこんであり、とてもおいしいです。

あまりにもおいしそうだったので、お店のショーケースにあるものをすべて1つずつ注文しました。左の上からニッキ餅・抹茶餅・爽やかブルーベリー餅。下段の左から生キャラメル餅・黒糖餅です。

驚くのが柔らかさとふわふわ感です。指でつまんだだけでつぶれるのではないかと不安になるほどの柔らかさで、つまむと下にたれるくらいです。しかし口に含むとふわふわとしながらもびよーんと伸びるほど弾力があり、それぞれの餅ごとの味が上品にふんわりと広がって、びっくりするほどおいしいです。

ニッキ餅はほんのりと上品な味で、ニッキが苦手な人でも「名月堂のニッキ餅は食べられる」というのにも納得です。筆者が一番驚いたのが生キャラメル餅で、練乳のような圧倒的なミルクの風味で餅とは思えない味わいで、1個しか買わなかったことを後悔しました。

生で2・3日、冷凍で1か月ほど持つということで、10個・20個とまとめて購入したり、宅配を頼まれている観光客の方もいました。唯一無二の柔らかさのお餅をぜひ食べてみてくださいね。

京菓子處 名月堂はこちら↓

2023/06/28 12:55 2023/06/28 14:29
そのま

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外NETゲームポータル

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

号外net 全国で地域ライター募集