【京都市東山区】盂蘭盆の精霊迎えに六堂珍皇寺の六道まいりに行ってきました
東大路の清水道交差点を西に行ったところにある、「六道珍皇寺」(ろくどうちんのうじ)は、冥界との境界である「六道の辻」にあると言われています。
そのため、六道珍皇寺は毎年盂蘭盆の精霊迎えの時期の8月7日~10日に「六道まいり」の法要をされています。
東大路の清水道の交差点にも大きな横断幕が張られています。
境内に入ると平日の12時ごろの暑い時間にもかかわらず、100人以上の参拝者がいました。
六道まいりの参詣には作法があり、参道で高野槇を購入して、本堂で水塔婆を書いていただき、お迎え鐘を撞き、線香で水塔婆を清め水回向をします。境内に入って左側から時計回りに行くと順番通りに行けます。
冥土にまで響くとされるお迎え鐘には、長い列ができていました。
初盆や年忌を迎えた方向けの回向もされていて、お寺の方に熱心にお話を聞かれている方の姿もありました。
六道まいりをした後、山門前に出店されていた「前田のベビーカステラ」を購入しました。昔から京都の大きなお祭りでは必ずと言っていいほど出店されているので、懐かしさを感じる方もいるのではないかと思います。
六道まいりに初めて参詣しましたが、ご先祖様をお迎えする方がたくさんおられ、亡くなった家族のことを思い返すよい機会になりました。
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)はこちら↓