【京都市山科区】あの有名な観光地のレンガもここから。御陵にある琵琶湖疏水煉瓦工場跡の石碑を訪ねてみました

山科区の北部に琵琶湖疎水(山科疎水)が横断しており、春は桜、秋は紅葉の観光地としても知られています。

一般的に琵琶湖疎水と言われているこちらの疎水は、1885年に着工された第一疎水と呼ばれるもので、1908年に着工された第2疎水は第一疎水の北側を並行するように地中にあります。

第一疎水には1000万以上の国産のレンガが使われているのですが、それをしのばせるものが地下鉄御陵駅の入り口横にあります。

それがこの琵琶湖疏水煉瓦工場跡の石碑です。1989年に京都洛東ライオンズクラブが建立したもので、琵琶湖疎水レンガ工場跡についての説明の石碑もあります。

石碑の内容と琵琶湖疎水記念館のサイトの内容を読んだところ、琵琶湖疎水の資材のレンガ作りのため御陵原西町にレンガ工場を建て、1886年7月から1889年10月末に閉鎖するまでに約1368万7000個のレンガを焼いたとあります。

観光地として有名な左京区南禅寺の水路閣や東山区の蹴上のねじりまんぼも、山科区御陵で生産されたレンガが使用されています。

明治時代において琵琶湖疎水は一大プロジェクトだったのですが、その証が身近なところにあり、山科区民としてはすこし誇らしく思いました。

琵琶湖疏水煉瓦工場跡の石碑はこちら↓

そのま

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

コミュマッチ