【京都市山科区】『折上稲荷神社』で2021年に77年ぶりに復活した茅の輪くぐりが今年も設置されています
稲荷山トンネルにほど近い新十条通の折上神社前交差点を北に行ったところにある、『折上稲荷神社』。
折上稲荷神社は伏見稲荷大社の奥の院とも呼ばれるくらい歴史があり、女性守護の稲荷神社としても知られています。
本殿は鮮やかな朱色で、境内に入る前から目を引きます。
本殿の前に設置されているのが、こちらの茅の輪です。茅の輪は6月と12月の晦日の大祓で用いられる茅で作られた大きな輪です。6月の大祓は「夏越の祓(なごしのはらえ)」と言われています。
茅の輪の前には夏越大祓の由来と、茅の輪くぐりの作法が書かれた張り紙があります。2021年に77年ぶりに復帰されて、今年も設置された旨が記されています。筆者も作法に則ってお浄めさせていただきました。
折上稲荷神社の境内には沢山の大神・明神などがあり、「稲荷塚ご利益めぐり」では見どころが28カ所もあります。こちらは稲荷大神が初めて降臨されたとされる稲荷塚です。
こちらは株・宝くじ・賭け事祈願の寶大神です。
こちらは女性の玉の輿・良縁・出世祈願のひょうたん大神です。「日本のシンデレラ」と言われた明治時代の女性「モルガン雪」が、折上稲荷神社を信仰しひょうたんのお守りを所持していたことから建立されました。
働く女性のための祈願受付もされています。折上神社では折紙で作られた稲荷きつね折り上げ守りの金と銀があるのですが、限定で節分の緑、稲荷祭の赤もあります。祈祷をされた方は名前入りの金の稲荷きつね折り上げ守りが授与されます。
折上稲荷神社の近くには、大石神社や清水焼団地もあるので、休日の散策にもピッタリなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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