【京都市東山区】東山三条の祇園饅頭工場で販売されている、作りたての美味な和菓子に感動
祇園の南座の西隣にある祇園饅頭は、文政2年(1819年)に創業されたお店で、初めは「祇園のお饅頭屋さん」と呼ばれていたのが、店名の由来です。志んこと呼ばれる米粉で作られたお団子が名物で、南座観劇の帰りに購入される方も多いのだそうです。
祇園の店舗は販売をされているのですが、工場は東山三条にあります。東大路三条の交差点を東に行き、2つ目の路地を北に行ってすぐのところです。地下鉄東山駅からだと1番出入口から東にすぐの角です。
三条通から路地を見ると工場前に「おはぎ」や「くり餅」などののぼりがあるため、すぐにわかります。
こちらが祇園饅頭工場なのですが、「店側に沿って矢印の方向にお並びください」の張り紙からもわかるように、土日や観光シーズンには行列ができるほどの有名スポットです。
お店の前にはずらりとお品書きがあるのですが、うかがったのが2023年11月ということで、旬の栗を使った和菓子がたくさんありました。
もちろん名物の志んこのお品書きもあり、志んこの由来が書かれた張り紙もありました。
工場ということもあって、中でお饅頭を作られている姿も見られました。志んこやくり餅・栗赤飯などを注文したのですが、「くり餅は今作っているので、少しお待ちくださいね」と言われ、正真正銘の出来立てがいただける事にワクワクしました。
買ってすぐにくり餅をいただいたのですが、なめらかなこしあんと丹波栗の上品の甘さ、出来立ての求肥の柔らかさが相まって、すごく美味しかったです。
そのほかのものは帰宅してゆっくり味わいましたが、志んこはシンプルながら味わい深く、日本茶・紅茶・コーヒーのいずれにも合い、特ににっきはコーヒーや紅茶との相性が良くてびっくりしました。
定休日は基本的に木曜日なのですが、連休や臨時休業があったり、木曜が祝日の際には営業をされます。公式サイトでその月の店休日を掲載されているので、行かれる前にはチェックして行ってみてくださいね。
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