【京都市東山区】古川商店街内にある「小泉俊太郎の住居跡」。山科区の京都薬科大学とも深いかかわりが

東山区三条にある古川町商店街は、地元に根付いた商店街で長い歴史があり、ドラマのロケ地として使われたこともあります。

その古川町商店街の南端に近いところにあるのが、「小泉俊太郎の住居跡」です。小泉俊太郎は明治時代に化学薬品の開発を手掛ける京都新薬堂を設立し、京都府薬剤師会を創立、初代会長になるなど、京都の製薬業の礎を築いた方です。

山科区御陵にある京都薬科大学も、小泉俊太郎がルドルフ・レーマンの教えを受けたレーマン会の一員として、前身となる私立京都独逸学校の設立に参加し、京都薬学専門学校(私立京都独逸学校から1892年に分離)の経営体である財団法人京都独逸学会の第3代理事長に就任していました。(参考:京都薬科大学

(京都薬科大学)

2013年12月に閉鎖されるまでは、1886年に建築された建物を利用して古川町商店街内の古川センターとして営業されていましたが、現在は取り壊されてマンションが建築されています。

小泉俊太郎の長女の小泉マサは日本新薬創業者・市野瀬潜に嫁いだり、孫の小泉直一は京都大学化学研究所に所属する京都大学名誉教授であったりと、京都のみならず日本の医薬業界に影響をもたらしたすごい一族であったことがわかりました。

小泉俊太郎の住居跡はこちら↓

そのま

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