【京都市山科区】三条通の歩道の舗装が南北で違う?よく見てみると環境にやさしい工法でした
山科駅近くの三条通南側の歩道の舗装工事が行われました。2023年の8月24日に通りかかったところ、ちょうど三条通の歩道の舗装工事をしていたのですが、大掛かりな工事ではなかったのであまり気にしていませんでした。
10月になってふと地面を見てみたところ、南側の歩道と北側の歩道で舗装面が違うことに気が付きました。
こちらが北側の以前からの歩道の舗装面ですが、小粒の色石が敷き詰められてコンクリートらしきもので固められています。
こちらが南側の歩道の舗装面です。小石に粘土状の硬化剤が混ざったものが敷き詰められており、レンガ張りのような模様がつけられています。こちらの舗装は「透水性舗装」と言われるもので、粟おこしのように間に隙間があることから、降雨時には水を下の地面に流し、晴天時には地面から水を蒸発させるなどで、都市のヒートアイランド対策として近年こちらの工法が広がっています。
今回は外環三条の交差点付近の南側の歩道のみと限定的な舗装でしたが、この先透水性舗装の歩道が増えてくるのではないかと思われます。
透水性舗装が行われた三条通の歩道はこちら↓